離乳食前期(ゴックン期)生後5~6ヶ月頃

「離乳食の進め方①、②」では、離乳食の全体的なスケジュールとポイント、注意点についてご紹介しました。今回は、最初のステップ「ゴックン期」の進め方についてお話します。

離乳食開始の目安

 ・生後5~6ヶ月頃である

 ・首がすわっていて、支えがあれば座ることができる

 ・体調が良い

 ・食べ物に興味を示すようになる
 大人が食べていると口をもぐもぐと動かしたり、よだれが出たりする

 ・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる

固さの目安

なめらかにすりつぶした状態にし、舌にのせてそのまま飲める硬さにします。

ポタージュヨーグルトの固さ」と覚えておくと良いです。

スプーンですくって、とろっと落ちる状態にしましょう。

固さ・量の目安 | 教えて!離乳食のコツ | キユーピー

あげ方のコツ

椅子にうまく座れない時は、バウンサーやお膝に抱っこし、なるべく腰をたてるようにし、座っている姿勢で食べさせましょう。

口を開けたときに舌と床が平行になるような首の角度にすると、飲み込みやすくなります。

【この時期の赤ちゃんの口の動きは・・・?】

まだまだ口の周りの筋肉が未発達で、舌が前後にしか動きません。

取り込んだ食べ物は、舌でのどの奥に送り込んで飲み込みます。

スプーンを正面から差し出し、下唇にちょんちょんと触れ、口が少し開いたら下唇の上に水平に置きます。

②上唇を閉じて、口に離乳食が入ったら、そのまま水平にスプーンを引き出しまます。この時、離乳食を上あごや上唇に塗りつけるようにスプーンでこそげ落としたり、離乳食を流し込むのはやめましょう。舌を使って食べ物を飲み込む練習をしているので、あまり奥に入れないようにすることも大切です。

離乳食初期 5~6ヵ月頃 | 教えて!離乳食のコツ | キユーピー

口を閉じない時は、下あごを手でそっと優しく閉じてあげましょう。

はじめの1か月の食事カレンダー

最初の1ヶ月目は、口に食べ物を入れて飲み込めるようになることが一番の目的ですので、食べる量を気にする必要はありません。主な栄養はミルクや母乳からしっかりとれています。

炭水化物(米がゆ)

ビタミン・ミネラル(野菜)

タンパク質(お魚や豆腐)の3つの栄養素を基本に、少しずつ進めます。

<ポイント>

授乳の前にあげる

・はじめての食材は、平日の午前中に!
(アレルギーが出ても病院が空いているのと、赤ちゃんの消化機能が高い時間帯であるため)

・食材はすべて加熱すること。調理器具の衛生面にも配慮を!

・調味料は使わない。市販のだしを使う場合は無塩のものを。

・なめらかにすりつぶしたポタージュ、ヨーグルト状に。

・スケジュールはあくまでも目安。赤ちゃんの様子をみながら進めましょう。

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【1週目は米がゆからスタート】

10倍粥をすりつぶし(ペースト状)て、1さじからあげます。

※1さじは、小さじ1杯(5ml)程度離乳食スプーンだと3~4さじが目安です。

はじめの1週間は米がゆのみを与え、1さじから3さじ程度まで増やしていきます。

【2週目は野菜に挑戦!】

米がゆ・・・5~6さじまで増やす。

野菜・・・1さじから始め、徐々に増やしていく。


野菜は、にんじんやほうれん草、じゃがいも、かぼちゃなど皮をむいて柔らか茹で、ゆで汁やお出汁でなめらかに伸ばします。

さらさらしたものは、水溶き片栗粉でとろみをつけると飲み込みやすくなります。

初めての食材は、1さじずつ与え、様子をみながら量を増やしていきましょう。

【3週目からはタンパク質源をプラス】

米がゆ・・・5~6さじ

野菜・・・2~4さじ程度まで増やしていく。野菜の種類を増やした場合、合計で上の図の量になるようにします。

たんぱく質源・・・豆腐や白身魚1さじから与える。

魚は白身魚にし、骨や皮は注意して取り除きましょう。豆腐も加熱を!

<゜)))彡この頃あげられる白身魚の例・・・鯛、ひらめ、かれい、しらす干しなど

しらす干しは塩分が多いため、5分ほど茹で塩抜きを!タラも白身魚ですが、実はアレルギーの心配がある魚。9ヶ月以降が無難。

【4週目は食材の種類を増やしてみましょう】

食べる事に慣れてきたら、食材の種類を増やしてみましょう。

おかゆに野菜などを混ぜたり、食材同士を組み合わせてバリエーションを増やしてみても良いでしょう。

人参が苦手そうであれば、にんじん粥にしてみたり、マッシュしたかぼちゃなどに混ぜてみると食べてくれたりするので、お子さんに合わせたレシピを探っていきましょう。

◆2ヶ月目以降は?

さて、離乳食をはじめて1ヶ月ほど経ったら、2回食へとステップアップします。

あげる時間帯に決まりはありませんが、離乳食と離乳食の間を4時間以上あけるのが基本です。

1回食のときと同様、授乳のタイミングであげます。

この頃から、少しずつ栄養バランスを意識していきます。


炭水化物(米やうどんなどの主食)

ビタミン・ミネラル(野菜や果物)

たんぱく質源(豆腐や白身魚)

これら3つが揃うように組み合わせるのがポイントです。



↓娘の40日目午前中の食事です。

離乳食をはじめて2ヶ月程たち、食べることに慣れてきたらモグモグ期へと進めていきます!