離乳食におすすめの素材から取る「だし」

旨味や風味でお料理をより美味しくしてくれる「だし」。離乳食だからこそ、良質な「だし」を使いたいという思いがある一方、素材からだしを取ることにハードルが高いと感じている方も多いかと思います。今回は、離乳食におすすめの「だし」と、簡単手軽に素材から「だし」を取る方法をご紹介します。

素材から「だし」を取るなんて”面倒くさい”?

和食の基本としてよく取り上げられる「だし」ですが、素材から取るのって大変なイメージがありますよね。

市販の顆粒だしには、塩分や食品添加物が含まれているものもあるので、赤ちゃんに与える場合は注意が必要です。

市販の顆粒だしを使う場合は、

・無添加

・食塩不使用

のものを使うと安心です。

 

素材から取る「だし」も、簡単に取れる方法があります。

離乳食におすすめの”素材から取る「だし」”

・昆布だし・干し椎茸だし・野菜だし

植物性のだしは、離乳食初期から食べられます。

 

・かつおだし・煮干しだし・鶏むねひき肉だし

動物性のだしは、アレルギーを起こしやすいので、離乳食中期から取り入れると良いです。

昆布だしの作り方(超簡単バージョン)

①耐熱性のお椀に、固く絞った布巾でふいた昆布2~3cmくらいを入れ、熱湯をそそぐ。

②しばらく置き、色が出てきたら昆布を取り出す。

こんなんでも美味しい昆布だしが取れます^^

 

●鍋で作る「基本の昆布だし」はこちら↓

基本のだし【昆布だし】離乳初期からOK!

 

<こんな使い方がおすすめ!>

野菜を煮る時に昆布だしで煮たり、吸い物に。

干し椎茸だしの作り方

①固く絞った布巾でふいた干し椎茸5~6枚と、水500mlを容器に入れ、冷蔵庫で半日置く。

使うときに加熱して使用します。

干し椎茸は冷水で時間をかけて戻した方が、うまみ成分が多く出て美味しい出汁が取れます。

 

<こんな使い方がおすすめ!>

おかゆ野菜を煮る時に風味アップに。吸い物にもおすすめ。出汁を取った後の干し椎茸も細かく刻めば離乳食後期から使用することができます。かつお昆布だしと合わせても美味しい!

野菜だしの取り方

①好きな野菜を3種類ほど(玉ねぎ、にんじん、キャベツなど)適当な大きさに切る。

②鍋に①の野菜と、野菜がかぶる程度の水を加えて弱火で15分程度茹でる。野菜が柔らかくなり、ゆで汁に色がついたら完成。

 

<こんな使い方がおすすめ!>

茹でた野菜も一緒にスープに。製氷皿などに小分けし、ゆでた野菜もカットして冷凍ストックしておくと便利です。

かつおだしの作り方(超簡単バージョン)

①耐熱のお椀に、茶こしを乗せかつお節パックを1つ入れる。

②上から熱湯をそそぐ。5分ほど置き、色がついてきたら茶こしごとかつお節を取り出す。

これまた簡単。濾さなくてもできる。

 

●「基本のかつおだし」はこちらから↓

基本のだし【かつおだし】離乳中期からOK!

 

<こんな使い方がおすすめ!>

煮物、汁物、おじや、うどんなどの和食に。昆布だしと合わせると、より一層美味しくなる何にでも合う万能だしです。

煮干しだしの作り方

①煮干し5~6匹の頭と腹を取り除き、水500mlに30分ほどつける。

②火にかけ、10分ほど煮て煮干しを取り除く。(煮干しの皮や身が気になる場合は、濾してあげた方が安心。初めからお茶パックや茶こしに入れて煮るとその手間は省けます!)

 

<こんな使い方がおすすめ!>

野菜煮おじやに。味噌汁にとても合います。我が家の味噌汁の出汁はこれ(九州在住)。

鶏むねミンチだし

①鍋に水を加え、鶏ミンチ(胸ミンチが脂が少なくおすすめ)を入れる。火にかける前に菜箸でかき混ぜミンチをほぐしておくと団子にならない。

②火にかけ、弱火で10分ほどコトコト。ミンチを取り除く。

 

<こんな使い方がおすすめ!>

スーうどんに。野菜だしと合わせても美味しい。ミンチは取り除かなくても、一緒に冷凍保存しておいてOK。

 

 

 

  今回紹介した出汁は、もちろん大人にも使えます。多めに作って冷凍ストックしておくのも良いですし、大人の料理にも使って、毎食出汁を取る習慣をつけても良いですね。

 

 

 

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