【管理栄養士ママが選ぶ】離乳食で使っている食品シリーズ【食パン】

離乳食初期(6ヶ月頃)から食べさせられる食パンですが、はじめはパン粥にして食べるところからスタートします。食パンといっても、市販されているものには様々な種類があり、どれを選んで良いか迷ってしまいますよね。今回は、離乳食に安心して使える食パンを選ぶポイントと、管理栄養士ママである筆者が、実際に娘に食べさせている商品をご紹介します。

 

選ぶポイント

・できるだけ無添加のもの

・できるだけマーガリンでなくバターを使用

・身近で手に入り、大人もおいしく食べられるもの

・はちみつを使用していない(1歳未満に与える場合)

食パンといっても様々な種類があります。マーガリン、ショートニングなどの油脂や甘さを加えているもの、長持ちさせたり風味を良くさせるための添加物が加えられているものもあります。できる限りシンプルな原材料を使っている食パンを選ぶ事が大切です。

また、手に取る事の多い食材なので、身近ですぐに手に入ることも大切なポイントです。

そして、1歳未満に与える場合は、はちみつを使用していない事も大切です。意外とはちみつを使用している商品があるので、表示を確認しましょう。(セブンプレミアムゴールドの「金の食パン」は2019年4月再リニューアルされ、はちみつ不使用となりました。)

食パンに使われる主な食品添加物

イーストフード

パン酵母(イースト)の栄養源となって、醗酵を助ける食品添加物。具体的には、塩化アンモニウム、炭酸カルシウム、リン酸塩など14種類の無機塩を使用できることになっています。塩化アンモニウムは大量に食べると吐き気や嘔吐などを起こし、毒性が強い。

乳化剤

水と油のように混ざりにくい材料を均等に混ぜ合わせるための食品添加物で、パンのやわらかさを保つ働きがある。いくつかの添加物(グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、レシチンなど)を一括して乳化剤と呼んでいて、その添加物が使用されているのかが分からない。

マーガリン、ショートニング、ファストスプレット

トランス脂肪酸が心臓病やアトピー性皮膚炎などの健康被害を与える可能性があり、日常的に摂取することは生活習慣病になるリスクを高める。

イーストフードや乳化剤の安全性に関しては、専門家の中でも意見が分かれています。しかし、食べる頻度や量によっても変わってくると思うので、一概に安全か危険かを判断することはできません。小さな子どもに食べさせるものは、なるべく避けてあげたいところです。

では、市販されている食パンで実際に筆者が使っているおすすめの商品を紹介します。

実際に使っている商品(離乳食におすすめの食パン)

パスコ「超熟 国産小麦」

<原材料>
小麦粉(国内製造)、砂糖、バター、パン酵母、米粉、発酵種、食塩、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む)

100%国産小麦使用で、無添加。マーガリンではなく、バターを使っている点でも、市販されている食パンの中では断トツ1番だと思います。しかもおいしい。トーストするとバターの香りが広がります。しかし、なかなかスーパーなどでお目にかかれません。価格も少しお高め。見つけたときはこれを選んでいますが、普段はこちら↓。

パスコ「超熟」

<原材料>
小麦粉(国内製造)、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、米粉、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む)

超熟国産小麦はあまり売っていないので、普段はこちらを購入しています。無添加でおいしく、比較的安価。ママの間でも人気の商品です。マーガリンを使用しているのが気になるところですが、総合的にみてとても良い商品だと思います。子どもに安心して食べさせられるパンです。

セブンプレミアムゴールド「もっちり食感 金の食パン」

<原材料>
小麦粉、砂糖、クリーム(乳製品)、バター、食塩、パン酵母、発酵種、小麦たん白、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)

身近なところで手軽に買える無添加食パン。コンビニというと食品添加物が使われていそうな印象を受けますが、セブンイレブンの金の食パンはとても優秀です。値段は少し高めですが、高級生食パンと遜色なく、甘くてもちっとしておいしいです。

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2018年にリニューアルされた際に「はちみつ」が配合されるようになり、1歳未満には食べさせることができなくなっていましたが、2019年の再リニューアルで「はちみつ」は外され、1歳未満児にも安心して食べさせられるようになりました。
ただ、普段から購入していないとリニューアルされていることになかなか気づけません。この件をきっかけに、新しい商品を買う時や、パッケージが変わった際は裏の成分表示を確認することが大切だと感じました。
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セブンプレミアム「セブンブレッド」

<原材料>
小麦粉、砂糖、食用調合油(なたね油、オリーブ油)、食塩、パン酵母、発酵種、バター、小麦ふすま、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)

こちらもセブンイレブンで手軽に買える無添加の食パンです。マーガリンは使用していないものの、バターの量を減らし食用油を使っているようです。栄養価の高い小麦ふすまが入っています。

明日のパンがない!って時に身近なコンビニで無添加のパンが買えることはとてもありがたいことです。筆者もよく主人にお願いして買ってきてもらっています。

 

街のパン屋さんのパンは離乳食に向いている?

パン屋さんのパンは、手作りでこだわりもあり、市販品より体に良いのではないかと考える方が多いかと思います。私自身、初めて食べさせるパンはパン屋さんで買った方が良いと思っていました。

しかし、パン屋さんのパンは思った以上に添加物入っています。もちろん、パン屋さんの中には、原材料や無添加にこだわっているところもあるので、一概には言えませんが、「生地を膨らませるため、食感をよくするため、柔らかくするため」に、添加物を使用しているところが多いです。

原材料の表示の義務がないので、購入する側は添加物の有無を確認することができません。そういった点では、きちんと内容物が表示されている市販品の方が安心できるのかもしれません。

食品添加物はどこまで気にすればいいのか

食品添加物マーガリン、ショートニングなどが使われていない商品を選ぶことはとても大切だと考えていますが、加工品には多く使われていて完全に避ける事は難しいです。

保育園や学校給食の現場で働く管理栄養士仲間の意見も聞くと、給食現場で原材料まですべてこだわって出せるかというと残念ながらそうではありません。

気にしすぎると何も買えない…と息苦しくなってしまうので、自分で選択できるものは原材料を見て、なるべく添加物が使われていないもの、少ないものを選ぶようにしています。

さいごに

離乳食初期から食べさせられ、手軽で主食となるパンは、パパママにとって嬉しい食品です。月齢が小さい時から食べるからこそ、安心で安全なパンを選んであげたいですね。

 


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